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ワックスペーパー(ろう紙)に関するよくある質問

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弊社は創業当時からワックスペーパーを製造していることもあって、

ワックスペーパーに関する問い合わせを受けることがたくさんあります。

そんなよくある質問を今回のコラムでまとめてみましたので

ご参考頂ければと思います。

≫ワックス製品の加工事例はコチラ



【Q.1】ワックスペーパーに印刷は出来ますか?


    一般的にワックス加工されたものに印刷はできません。ワックスがインキを弾くためです。

    ワックスペーパーに印刷したい場合は先に印刷加工を行い、その後にワックス加工をします。

    印刷後にワックス加工をすると、ワックスが紙に含浸することでインキの色相が多少変化します。



【Q.2】印刷方式は?


    弊社で印刷する場合はグラビア印刷もしくは水性フレキソ印刷になります。

    水性フレキソ印刷の場合は、名前の通り水性インキを使用しており、

    また、ワックスはもともと生分解性をもっていることから環境負荷の少ない

    優しい製品になります。

    ご要望によっては、協力会社において他の印刷方法になる場合もございます。




【Q.3】ワックスペーパーの最低ロットを教えて下さい。


    機械の仕様上、ワックスペーパーに使用する原紙はロール単位(原紙1本)となる為、

    既存の原紙により異なりますが、少なくとも6,000m以上の数量が必要となります。

    仮に1,000㎜巾×6,000mのロール原紙があった場合、

    100㎜×100㎜のワックスペーパーをつくるとなると

    ロスを0とする単純計算で60万枚のワックスペーパーが

    出来る計算になります。




【Q.4】電子レンジやオーブンで使用できますか?何℃まで耐えられますか?


    ワックスペーパーは熱に弱いため、電子レンジやオーブンで使用できません。

    これはワックスの種類によって異なりますが、ワックスペーパーに含浸している

    ワックスは60~70℃前後から融解し始め、紙から染み出してしまう為です。

    ただし、これは参考程度の数値で保証されているものではありません。



    トラブルの例として、夏場に発送されたワックスペーパーが

    トラックの中継所で積み直しをしていた際、日光に長時間さらされた結果、

    外装紙にワックスが染み出てきたという事例もあるので熱源がある場所での

    取扱いには注意が必要です。



    融解温度が高いワックスを選定することによって融解温度を上げる事は可能ですので、

    用途に応じてご相談ください。




【Q.5】ワックスペーパーは直接食品に触れても大丈夫ですか?


    食品用途のワックスを使用しているワックスペーパーであれば問題ありません。



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【Q.6】ワックスペーパーとグラシン紙は同じものですか?


    別物です。ワックスペーパーは紙にワックス(パラフィン)を染み込ませたものです。

    グラシン紙に加えパーチメントやクッキングシートなども見た目が半透明で似ている為に

    混同されがちですが、全て別物です。グラシン紙やパーチメントは原紙の名前、

    クッキングペーパーはシリコン加工などが施されたものをいいます。

    どのような加工がされているかによって、その用途なども変わってきますので

    ご注意ください。




【Q.7】用途によってワックスペーパーに使用する紙を選ぶことは出来ますか?


    可能です。

    例えば包装紙や敷き紙として使用する場合は、純白30~35g/㎡、

    紙袋の場合は晒クラフト50g/㎡などを使用します。

    わからない場合は、相談しながら決めていくことも可能です。



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ワックスペーパーのサンプルやお見積りに関してはお問い合わせページからお求め下さい。


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